医院長インタビュー

大村クリニック 大村博陸 院長

医療に携わる上での理念、診療方針を教えてください

 医療が成立するためには3つの条件があると考えています。
(1)医療の原点は、人間対人間のコミュニケーションである
(2)医師と看護師/コメディカルと患者さんの関係は対等である
(3)診療時間は患者さんの時間である
という理念を持って診療にあたっております。

『医療の原点』
 私は常に、患者さんと面と向かって目を見ながら話をすることを心がけています。目は口ほどにものを言いますから。顔を見なければ患者さんの状態はわかりませんし、目を見ずに話をして患者さんから信頼していただけると思えません。信用がなければ医療は成り立ちません。医療は人間対人間。患者さんも医師も同じ人間であり、信頼関係を築くことが大切です。当院でも電子化が進んでパソコンでカルテを入力しなければいけなくなったとしても、患者さんの目を見て話す、この点は今後も変わらず続けていきたいと思っています。

『三者鼎立』
 医師と、看護師/コメディカルと、患者さん、この3者の間に上下はなく、互いに対等な関係であることで医療は成り立つと考えています。看護師/コメディカルや患者さんに対して、上からもの申すのではなく、同じ平面に立ち対等に話します。このバランスは、1本では立たず、2本でも立たず、3本が均等な力で安定する三脚のようですね。

『患者さんの時間』
 透析の患者さんも外来の患者さんも含めて、皆さん自分の時間の中で来院されています。患者さんが診療にかかっている時間は患者さんのものです。適当に切り上げたり、3分間診療など、患者さんの大切な時間をいい加減に扱うことはいたしません。

患者さんや地域の皆様、職員の方々にメッセージを

 当院にいらしたら、ぜひ気軽にいろいろ話をしていただきたいです。患者さんとのコミュニケーションを大事にしていますから。患者さんの中には15年20年と長く通ってくださっている方や、市外から通ってくださる方もいて、とてもありがたく思っております。信頼していただいていることに感謝すると同時に、そのお気持ちに答えたいという思いになりますね。受診しやすい、受診してよかったなと思ってもらえるよう、これからも患者さんとのコミュニケーションを大事にしながら、人間味のある診療を心がけてまいります。

 数ある診療科目の中で、どうしても透析をやりたい!という看護師は少ないのですが、当院では経験が豊富なベテランが多く、非常にありがたいです。少しでも経験のある方に来ていただけると良いのはもちろんですが、新しい看護師の教育をしっかりできるシステムも作ってあります。また、今いる職員は、事務の方も看護師・臨床工学技士の方も、皆さん一生懸命で有能な人が多くて助かります。外来の患者さんが多くて忙しいときも、きちんと対処してくれるので心強く思って診療しているんですよ。医師が指摘されることもありますし。お互いに対等な関係で同じ平面上にいるからこそだと思っています。

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