医院長インタビュー

田中消化器科クリニック 田中孝 院長

全職員が共有する目標や不変の信念をご紹介ください。

職員の「心意気」
 最新の専門的知識と技術に裏打ちされた質の高い医療を、一流ホテルのようなホスピタリティの中で患者様に提供する「感動を呼ぶクリニック」が全スタッフの目標です。医師、看護師、コメディカル、事務スタッフがひとつになりチーム力を高め、感動の輪が固く結ばれるよう日々努力を重ねています。
 究極は一人一人の心。職員の「気持ち」の在りようなのです。決め手は患者様に対して、どう向き合うか。院長として、感動を保つためのエネルギーは惜しみません。患者様の想いと医療機関の心意気をかみ合わせ、感動を共有できればとても幸せだといつも思います。

コンセプトと実績
 消化器専門クリニックとしての開院以来のコンセプトは、“患者様の命を消化器がんから守ること”です。できるだけ早く正確な診断を下す。早期にがんを発見し、小さな手術や処置で取り除く。内視鏡によるポリープ切除は当院で行い、手術や入院が必要であれば静岡県立総合病院、静岡市立静岡病院等へご紹介します。信頼関係に基づいた病診連携を確立しています。2012年の当院の検査実績は、次の通りです。胃カメラ4808件、大腸カメラ1775件、腹部エコー5815件、頚動脈エコー778件。
 早期がん発見の先にあるのは、がん予防です。大事なのは、医学的見地からアンチエイジングを検証した、運動学と栄養学。一般診療の中で、運動学と栄養学を駆使した適切かつ新しい情報を患者様に伝え、啓蒙を続けています。

職員に期待することと、デジタル時代の新機軸についてお聞かせください。

祖父母がいる新人を採用
 医師は常時4名体制。看護師は11(非常勤5)、臨床検査技師2、放射線技師1、18名の国家資格を持つ職員で、ハイクォリティな診断治療を展開しています。
 受付担当者の採用には、独自の基準があります。祖父母と一緒に暮らしている人。彼女たちの、祖父母に対する温かい心配りと、感謝の気持ちに包まれて育った環境がポイントなのです。接遇は教えられますが、人に対する優しさは教育できません。若い職員たちにこそ、「感動を呼ぶクリニック」を担ってほしいと願っています。

新しい挑戦に参加
 有志が集まって出資し、「パソネット」という名の画期的な迅速病理診断システム会社を立ち上げました。まず内視鏡で採取した検体から、臨床検査技師がガラススライド上に病理標本を作成。浜松ホトニクス開発の「NanoZoomerXR(バーチャルスライドシステム)」が標本を高速スキャンし、高解像度のデジタルデータに変換します。連携する著名な病理専門医が病理診断を行い、その診断結果を入力します。近い将来、病理診断のデジタル化によって、検体採取からわずか1日で結果が得られるようになります。
 今まで患者様は、不安におびえながら、診断結果が出るまで10日以上も待たされました。しかし、迅速病理診断は患者様の不安を軽減させ、より早く治療を行うための絶対的なサービスになります。

医療施設紹介