医院長インタビュー

生駒脳神経クリニック 小塙聡司 院長

診療のスタンスと、認知症に対する具体的な指針を教えてください。

脳神経に特化した専門医
 義理の祖父の代から63年間続いた消化器外科の診療所を引き継ぎ、平成23年に脳神経に絞りこんだ専門クリニックとして開院しました。
 脳神経外科と脳卒中の専門医として診療の的確性を担保するために、超伝導1.5MRI、4列マルチスライスCT、超音波エコーを導入。手術が必要な患者は、私が2年間在籍した島田市民病院脳神経外科との緊密な病診連携で加療します。症例がある火曜日には、島田市民病院の脳血管内手術(カテーテル)チームに参加。相互サポート体制の充実によって、島田市の脳神経外科医療を支えあっていると感じております。

認知症診断・治療の2本柱
 専門外来で診る、認知症への取り組みの柱は2つ。1つは、認知症のリスクをきわめて早い時期に発見する検査、「Cog-health(コグヘルス)」です。MCI=軽度認知機能障害を高精度で測定でき、適切な指導と支援で、クオリティの高い生活維持が可能になります。
 もう1つが、名古屋フォレストクリニックの河野和彦氏が提唱する「コウノメソッド」。診断や治療の方法、処方の仕方が詳細に決められた薬物療法マニュアルで、実践医は全国に134名、静岡県内には8名います。認知症治療の基本は“よい状態を保つ”ですが、病型分類がきちんとできないと対応できません。アルツハイマー型、前頭側頭葉型、レビー小体型、脳血管性など多数のチェック項目を精査しながら、MRI・CTを駆使して診断していきます。

併設された機能と、働くスタッフへの心境をお話しください。

脳ドックとデイケア
 脳ドックに力を入れていることも特色です。設備基準をクリアし、今年5月から日本脳ドック学会の認定施設になりました。建物2階には、脳卒中の後遺症患者や認知症患者を受け入れる、デイケアとリハビリテーションスペースを併設。理学療法士と、嚥下(えんげ)障害や失語症に対応できる言語療法士を配しています。

モチベーションを高く スタッフは、看護師3(非常勤1)、放射線技士1、検査技士1、事務4の構成です。求めるのはやる気と向上心。忙しいクリニックですが、雰囲気はとっても良いです。

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