医院長インタビュー

たけなか三島東町クリニック 竹中俊介 院長

36歳で開業を決断した理由と、診療の特色をお話し下さい。

開業のきっかけ
 元レディースクリニックの建物を全面的にリフォームし、平成25年7月13日に泌尿器科・内科・女性泌尿器科の診療所として開院しました。以前勤務した三島社会保険病院の先生や先輩に勧められたのが、独り立ちのきっかけです。三島市には泌尿器科の開業医がおりませんでしたので、「気軽に受診できる泌尿器科として、地域の皆様のお役に立ちたい」との思いは、ずっと抱いていました。

腹圧性尿失禁と骨盤臓器脱
 当クリニックの特徴は、『女性泌尿器科』を診療科目に加えたことです。女性の尿漏れ、子宮や膀胱等の下垂感でお悩みの方は、現在、日本国内で数百万人にも及ぶと言われています。このような症状は、出産や加齢に伴いどんな女性にも起こる可能性があります。
 主な疾患は、咳やくしゃみ、運動時などに尿が漏れる『腹圧性尿失禁』と、骨盤内の臓器(子宮・膀胱・直腸)が膣に下垂し、はみだす『骨盤臓器脱』です。
 『腹圧性尿失禁』に対しては、先ずは内服治療や骨盤底筋体操から開始し、症状が改善しない場合は手術(尿道の下にメッシュテープを留置)も検討します。
 『骨盤臓器脱』に関しては、軽症の場合は様子を見ることもありますが、重症の場合は、TVM手術という、シート状のメッシュを用いて脱出した臓器を支える手術を行います。
 これらの手術は、今年の6月まで勤務していた静岡済生会総合病院へ御紹介して行いますが、術前の主な検査や術後の経過観察は当クリニックで行い、極力患者さんのご負担が軽減されるよう、努めています。現在は毎週金曜日に静岡済生会総合病院へ非常勤の医師として赴いており、手術にも参加していますので、密接な連携を実現しています。

理念と具体的な役割、スタッフに求める資質を教えて下さい。

当院の理念
 当院の理念は、「丁寧な治療と分かりやすい説明で家族も安心の医療」です。患者さんの訴え(お話)をじっくりお聴きし、納得できるまでご説明します。又、入院や他の専門的な診療科の受診が必要と判断される場合には、患者さんの御意向を伺いながら速やかに御紹介し、患者さんがお困りになることのないよう、留意しています。三島市に根付くクリニックとして、地域のつながりの中で役割を最大限に発揮したいと思います。

求める資質
 現在、当院には看護師2名、臨床検査技師1名が勤務しています。求める資質は、「優しく、患者さんのお話をよく聴くことができる人」です。常に心に余裕を持って、患者さんや御家族と接して欲しいと思います。

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