看護師・コメディカル・事務長インタビュー

焼津市立総合病院 田中万里子 副病院長兼看護部長

人材育成方法について教えてください。

当院の新人教育体制はプリセプター制です。期間を1年間とし、3ヶ月ごとの4期に区切り、各期における教育計画にそって行われます。新人看護師の成長によっては期間の延長や研修計画を組み直しています。毎年約25人の看護師を採用しています。その中で1年以内の離職者は2007年度以降の10年間で3人でした。
計画とおりに進まなくても、焦らず、各自の成長に応じて丁寧に指導するように心掛け、若手が育ちやすい職場環境を整備しています。

当施設の働きやすさについて教えてください。

当院には、もともと『人』を大事にする、職員一人ひとりを大切にする風土が根付いています。看護師長は職員の日ごろの観察をもとに年3回職員と面接をします。育児休暇が明ける前や希望に応じて私が面接をします。自分がやりたい看護・要望がかなうよう調整をしています。勤務形態は2交代制・3交代制・夜勤専従があり、各々のライフスタイルに合わせて選択できます。部署の特性をふまえてフレックス制や変則勤務も導入しています。子育て中の看護師が安心して働けるよう院内保育所を完備しています。

当施設の魅力やアピールしたいことについてお話ください。

『専任看護師登録制度』
看護師の意思のもとに「内視鏡」「手術室」「産科外来・病棟」など、当院独自の18の専門分野に専任看護師として登録し、登録された看護師を配置しています。専門的知識・技術を持った看護師が人事異動によって希望部署を離れても、将来的には元の部署に戻れることを保障する制度です。
『看護科長職』
一般的には看護部の組織は「看護部長―看護副部長―看護師長」という職位が設けられています。当院では2~4つの病棟(部署)を管理する看護科長の職位があります。看護師長がいきなり看護副部長に昇進すると、管理する範囲は一気に増え、相当な負担になります。看護科長を経験することで統括・管理の機会が増え、視野が広がり、管理能力が向上します。

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