医院長インタビュー

あらなみクリニック 荒浪暁彦 院長

医療に対する理念と、診療の特徴をお話しください。

体の内側から治す漢方療法
 私の専門分野は漢方皮膚科と美容皮膚科です。患者様は、アトピー性皮膚炎がとても多い。現代医学の代表的な治療法は、患部の症状を和らげるステロイドが使われます。外から抑えるので、完治は難しいですね。
 「皮膚は内臓の鏡」とよく言われます。アトピーをはじめ、喘息や花粉症などのアレルギー疾患は、体の中からのサインです。だから内側から治す。その有効な手立てが漢方薬投与。体内でアレルギーを起こす免疫が増え、感染症と戦う免疫が減る。この免疫機能バランスを整え、不具合を緩和していく。バランスが戻ってくると、アトピー性皮膚炎は自然によくなっていきます。いわば『体質改善』。自然治癒力を促すのが漢方薬です。病気というのは、歴史が長いほど慢性化しやすい。だから赤ちゃんのうちから漢方で治療する流れを、もっと広めていきたいですね。

個々の症状に則した組み合わせを。
 免疫機能バランスを整える。ホルモンバランスの調整。自律神経の働きを正常に戻す。この3つが漢方療法の基本です。保険適用の漢方薬は約140種類。患者との詳細な問診を通して、ベストな組み合わせを選び出すことが私の仕事になります。

求める看護師像と、どんなことに期待するかを教えてください。

明るく優しい性格の人を選びたい
 当クリニックの看護師は4名。ローテーションで受付を担当する医療事務職員を合わせると、スタッフ数は15名です。
 望む看護師の人材観を端的に言うと、優しい人、明るい人。最も重視する基準は性格です。採用面接のとき、あまりズバズバは…。皮膚疾患のある小さな子供を連れてくるお母さんやお年寄りの患者様は、精神的に弱くなっているし、不安定です。スタッフが高飛車になってしまうと、余計に滅入ってしまう。仕事は完璧でなくてもフレンドリーで人当たりがよい、来院者と上手に接してくれる看護師に期待します。
 スキルアップはその方のやる気次第。問診票に記入してもらった後、事前に患者と話す機会も多いので、私をカバーしながら、このクリニックが目指すものを勉強していってほしいですね。

医療施設紹介