看護師・コメディカル・事務長インタビュー

俵IVFクリニック 長澤昌代 事務部長

事務職部門の採用ポイントと育成方針をお話しください。

経験よりも人間性の重視を
 医療事務の有資格者や医療分野の経験者を優先するというより、人間性重視です。経験よりも、患者様への対応力が採用のポイント。入職してから学んで力をつけてほしい。これが当院の方針です。特殊な領域である不妊治療の事務ワークは、新人にとってゼロベースの現場。先輩に聞く、協力や助言を頼む、自ら知識や技術を磨く。慣れない時期は当然失敗します。いろいろなパターンを体験し、吸収して身につける。積み重ねが大事です。こういった姿勢に応える、人的環境は整っています。ちなみに、現在の事務部門は7名(医療事務資格者3名)体制。7年目、6年目、4~5年目と、スタッフのキャリアバランスもいいですね。
 スキルとしてはパソコン操作。ワード・エクセルの入力です。一方、医師について診療内容を入力する医療クラークは、経験の有無が採用基準。入力のスピードが問われますから。
 採用方法は面接がメインですが、開院7年目の今年初めて新卒限定の入職試験を行いました。内1名を事務部門に採用。現在、院内でインターンシップ中です。

一人一人に即した個別対応
 不妊治療を決心した患者様は、それぞれ事情も状態も異なり、悩みや不安で精神的に疲れています。患者様の想いや気持ちをくんで、一人一人に個別の対応が必要です。マニュアル通りにはいきません。各々の患者さんの性格までを頭に入れ、対応の仕方を考え、イメージし、想像して向き合ってほしいですね。
 電話対応能力も欠かせません。不妊の治療は複雑かつ繊細で、薬の使い方、症状、治療プロセスなど、患者様は日々不安や疑問を抱えています。電話での問い合わせに対して、迅速で適切な状況判断をすることが、窓口の責務です。医師や看護師に直接電話に出てもらうケースもありますが、医師や看護担当の指示をあおぎ、その内容を確実に正確に患者様に伝えます。

仕事内容の特徴と働く魅力、今後の新たな展開をお聞かせください。

目的とやりがいを共有
 仕事に前向きな方なら、大きな組織の病院より、クリニックがいい、と私は思います。病院の事務は、外来の特定診療科、総合受付、カルテ処理など分業化されていますが、当院は受付・会計・入力・電話応対・クリニック内の環境整備など、仕事の幅が広い。やりたいことやチャンスがたくさん。いろいろ経験できます。自分の意見を言いやすいのも、メリットでしょう。
 また、俵IVF クリニックは不妊治療に特化しているので、広く浅くではなく、内容がとても専門的で一分野を深く追究している。妊娠したいという患者様の明確な目標を、全職員が連携して支えていきます。目的を共有しているんですね。患者様と一緒に喜んだり、悲しみを分かち合ったり。こういった一心同体の取組みが、やりがいに直結しています。
新築移転によって患者様により高レベルの治療とおもてなしができる体制を整えたい。患者様が通ってきて、もっともっと満足される環境に磨きをかけたい。私自身も、気合いを入れて頑張ります。

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