看護師・コメディカル・事務長インタビュー

湖山リハビリテーション病院 若林道江 事務長

若い人たちの働く原動力となる、ユニークな取り組みをご紹介ください。

スタッフと腕を組んで
 私は2年前に事務長に就任しました。以前は、メディカルソーシャルワーカー・社会福祉士・ケアマネージャーとして、「地域連携室」の相談業務を担っていました。事務的な机上の専門性には胸を張れないので、いつもスタッフがバックアップしてくれます。助かっていますね。でも本音は、医療の現場と密着して、より風通しの良い施設・病院づくりをしたいんです。現場の声を吸い上げる中で、働きやすい環境を。世代も職種も超えて、意見が言える雰囲気を。“みんなと一緒にやる”が、私のスタンスです。

bottom upを歓迎
 実は、当院(医療法人財団 百葉の会)が属する「湖山医療福祉グループ(全国17都道府県 26法人 419事業所 合計職員数7366名)」の考え方が、大きく影響しています。自分たちがやりたいと思うことを提案して実行する。グループは、こういったbottom upのアプローチを、全面的に尊重してくれるのです。新しい施設をつくる。システムやサービスを開発する。日常業務を変革する…。仕事に反映させるだけではありません。
 面白いコンテンツをひとつ。AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』の振りを、YouTubeにアップ(4分51秒)しました。若い職員たちの「やろうよ」の熱意に促され、院長も看護部長も、そして私も踊っています。お暇な方は検索※してみてください。笑えますよ。
 ※〈湖山リハビリテーション病院 恋するフォーチュンクッキー〉

働きやすい環境や教育体制、今後の展開をお聞かせください。

仕事と家庭の両立サポート
 看護師をはじめ、子育てママに優しい十分な産休や育休、0歳児から小学校低学年の子供を夜間も預かる院内保育室、誕生日前後のハッピー休暇、リフレッシュ休暇、裁判員休暇など、痒いところに手が届く充実ぶりです。特徴的なのが有給休暇。1時間単位で取得できます。子供に熱が出た。授業参観やPTA行事がある。私的な用事で。こんなケースに重宝がられています。

KOYAMA College開講
 静岡県内エリアで展開する当院の母体「百葉の会」は、19事業所 1075名体制(平成26年4月現在)です。今年度の新卒採用者は92名。入職式の半年後、湖山医療福祉グループ同期入職者約600名程度が東京に集結し、一泊二日の「フレッシャーズフェス」を開催しています。同期が一堂に会して成長を報告し合い、結束力を固めモチベーションを高める。こういった気風は、研修体制や人材育成制度にも色濃く息づいています。中でも注目していただきたいのが「KOYAMA College」。厚労省認定の、働きながら介護福祉士の国家資格を取得できる講座で、院内に富士大渕教室が開講しました。

リハビリテーションを重点的に
 新規の事業として、リハビリスタッフの強い要望から、「石坂複合施設(仮称)」の建設が予定されています。湖山グループのブランドのひとつで、リハビリ特化型のデイサービス施設「ARK」と、有料老人ホーム・クリニックを併設。小児リハからスポーツリハ、成人から高齢者のリハビリテーションをシームレス化し、在宅ケアに向けて地域の方々を支援することが狙いです。この事業計画は、厚労省が決定した介護療養病棟の廃止(平成30年度)に対する転換策と位置づけています。
 リハビリ領域強化策の一環として、4月から専門医 殷医師を副院長に招聘。在宅部門では昨年ISO9001の認証を取得し、PDCA(計画・実行・評価・改善)サイクルの質の向上を図っています。また、医療機能評価バージョン6を更新。立体的な施策がますます加速中です。
 やりたいと思うことを発信し、「一緒に歩み、一緒に笑い、一緒に頑張る」湖山の仲間たち、集まれ!ですね。

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